事例 > C0390  売掛金の一部を手形で回収した。

C0390  
売掛金の一部を手形で回収した。

回答

受取手形には対応しておりませんが、代わりの運用方法があります。

詳細

「受取手形」を資金として登録し、[口座]で「受取手形」を選択します。

以下の例をもとに、手順を示します。

 

【例】回収する売掛金903,000円のうち、403,000円を現金で回収し、残り500,000円を手形にて回収した場合。

手順

  1. 「受取手形」を資金として登録します。
    ナビゲーションバーの分類[導入]から、[資金の登録]ボタンをクリックします。
  2. [資金設定]ウィンドウが表示されるので、コマンドバーの[新規]ボタンをクリックし、[金融機関名]と[預金区分]を設定します。

[金融機関名]:「受取手形」

[預金区分]:「その他」

  1. 回収取引を修正します。
    ナビゲーションバーの分類[基本]から、[売掛金の回収管理]ボタンをクリックします。
  1. [売掛回収帳]ウィンドウが表示されるので、[得意先]で得意先を選択します。
  2. 回収取引を選択し、コマンドバーにある[修正]ボタンをクリックします。
  3. [回収修正]ダイアログが表示されるので、明細行の1行目の[金額]を現金で回収した金額に修正します。
  4. 明細行の2行目の[口座]で手順2で作成した「受取手形」を選択し、[金額]に手形で回収した金額を入力し[OK]ボタンをクリックします。

 

 

  1. 手形の期日に「受取手形」を預金口座に振り替える取引を入力します。
    ナビゲーションバーの分類[基本]から、[ダッシュボード(取引カレンダー)]ボタンをクリックします。
  2. [ダッシュボード]ウィンドウが表示されるので、[取引の入力]バーから[口座間振替の入力]ボタンをクリックします。
  3. [口座間振替新規作成]ダイアログが表示されるので、[日付]に手形の期日を入力し、[出金元]で「受取手形」を、[入金先]で振込先の口座を選択します。
  4. [金額]に手形の金額を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

メモ

取引内容を後からでも把握できるように、[摘要]に手形回収日や手形番号などを記載しておいてください。

参考

ここで解説した取引を仕訳として会計ソフトへ取り込む場合は、勘定科目の設定を変更する必要があります。

[仕訳書出]ダイアログの[資金に関する設定]ボタンをクリックして開く、[資金に関する設定]ダイアログで、「受取手形」の[科目]に「受取手形」と入力してください。

 

 

勘定科目の詳しい設定方法については、関連トピック(C0171C0363)を参照してください。

 

Related Topics Link Icon関連トピック

このQ&Aで問題が解決しなかったときは、こちらよりお問い合わせください。