仕訳を書き出す準備が整ったら、次の手順で仕訳を書き出します。
メモ：請求書・領収書の取引の書き出し
［請求書］［領収書］ウィンドウで入力した取引は、売上の取引入力ダイアログの取引と同様、取引総額のみが書き出されます（明細の仕訳は書き出されません）。
メモ：給与明細書・賞与明細書の取引の書き出し
［給与明細書］［賞与明細書］ウィンドウで入力した明細の仕訳は、各明細書の［仕訳作成］ボタンから書き出します。（詳細）
手順
| 1. | ナビゲーションバーの分類［メニュー］から、［ツール］→［仕訳書出］をクリックします。 |
| 2. | ［ファイルの場所］と［ファイル名］で、仕訳テキストファイルの保存場所と名前を確認します。 |
メモ：書き出し先の変更
書き出し先のフォルダやファイル名の変更は、［変更］ボタンをクリックすると表示されるダイアログでできます。
・初期設定の書き出し先は、「ドキュメント¥Bizsoft¥Texts¥account」フォルダに書き出されます。
・初期設定のファイル名は、「経理データファイル名（西暦4桁－月2桁－日2桁）.txt」になります。
| 3. | ［期間］で、書き出しの対象となる取引の発生期間を指定します。 |
| 4. | ［製品］で、仕訳テキストファイルを利用する会計ソフトを選択します。 |
メモ：「ツカエルシリーズ」選択時
・「ツカエルシリーズ」を選択したときは、ツカエル会計、ツカエル青色申告、ツカエル現金・預金出納帳用の仕訳テキストファイルが作成されます。
・［⇒］の右横のボタンについては、こちらをご覧ください。
| 5. | ［書出区分］で、書き出す業務区分にチェックを付けます。 |
| 6. | ［書出対象］で、書き出し対象の取引の条件を指定します。 |
［未書出の取引］にチェックを付けると、“一度も書き出されていない取引”を書き出せます。［書出済の取引］にチェックを付けて「書出後に変更された取引」を選択すると“書き出し後に内容を変更した取引”を、「すべて」を選択すると“すべての取引”を書き出せます。
［通帳等で未確認の取引を書き出す］にチェックを付けると、「取引入力ダイアログの［通帳等で確認済］のチェックが外れている取引」を書き出せます。
| 7. | ［科目設定］のボタンをクリックすると表示される［～に関する設定］ダイアログで、業務区分に対応する科目を割り当てます。 |
メモ：書き出し対象製品ごとの科目の割り当て
ツカエルシリーズ他の詳細はこちらを、勘定奉行21・勘定奉行V ERPの詳細はこちらを参照してください。
| 8. | 必要に応じて、［部門］で仕訳に割り当てる部門を指定します。 |
部門を指定すると、すべての仕訳の貸借に、指定した部門が割り当てられます。
［製品］で選択されている値によって、入力できる値が次のようになります。未入力の場合、空白で書き出されます。
| ・ | 「ツカエルシリーズ」「弥生会計」選択時 部門名を12文字までで指定します。 |
| ・ | 「勘定奉行21」選択時 部門コードを4桁までの数値で指定します。 |
| ・ | 「勘定奉行V ERP」選択時 部門コードを15文字までで指定します。 |
| 9. | ［OK］ボタンをクリックします。 |
| 10. | 仕訳テキストファイルの書き出しが完了したことを示すダイアログが表示されるので、いずれかのボタンをクリックします。 |
メモ：表示されるボタン
・［会計を起動］［青色申告を起動］［出納帳を起動］ボタンは、ツカエルシリーズ（ツカエル会計、ツカエル青色申告、ツカエル現金・預金出納帳）がインストールされている場合に表示されます。（詳細）
・［ファイルを開く］ボタンをクリックすると、書き出した仕訳テキストファイルが開きます。
書き出したファイルが開くアプリケーションは、Windowsの設定で、拡張子「.txt」に割り当てられているものになります。
Windowsの初期設定では、標準で付属するメモ帳に割り当てられています。
書き出されたファイルを、Windowsに付属するメモ帳などのソフトで開くと、各項目が「,（カンマ）」で区切られたテキストであることを確認できます。
各項目の並び順や詳細については、それぞれの会計ソフトの操作マニュアルを参照してください。
メモ：書き出された仕訳の「作成元」
書き出された仕訳の「作成元を示す項目」は、「経理」という名称になります。