このメッセージが表示された場合、まずパソコンのデスクトップを確認します。
デスクトップに「仕訳インポートエラーファイル」という名前のテキストファイルが作成されるので、ファイルを開いて原因を確認して対処します。
メッセージ:
「選択したファイルにエラーがあるため、仕訳を取り込めません。デスクトップに書き出された「仕訳インポートエラーファイル」にエラーの原因が書かれているので、確認してください。」
なお、「ジョブカンDesktop 経理」「ジョブカンDesktop 見積・納品・請求書 匠」「ジョブカンDesktop 見積・納品・請求書」で書き出した仕訳を取り込もうとした場合は、関連トピックA0128を参照してください。
仕訳インポートエラーファイルには、以下のようなエラーメッセージが書き出されます。これを参考に、問題点を解決して再度取り込みます。
エラーメッセージ | エラー発生原因 |
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会計期間外の明細です。 | テキストファイルの仕訳の[日付]が、会計期間外のときに発生するエラーです。 取り込む会計データファイルの会計期間を確認し、テキストファイルの仕訳の日付が会計データファイルの会計期間内の日付になるようにしてください。 |
仕訳入力が制限されている期間の明細です。 | テキストファイルの仕訳の[日付]が、仕訳入力制限日よりも前の日のときに発生するエラーです。 仕訳入力制限を解除してから取り込むか、テキストファイルの仕訳の日付を修正してください。 |
入金・出金伝票の自分方科目が異なっています。 | テキストファイルの仕訳の貸借の科目と、[伝票設定]ダイアログで設定されている入金先・出金元勘定科目が異なるときに発生するエラーです。 |
不正な文字が含まれています。 | テキストファイルの仕訳に以下の文字が含まれているときに発生するエラーです。 ・[明細情報]に「1」「2」「3」「4」以外の値が入力されている場合。 ・[取引タイプ]に「0」「1」「2」「3」以外の数字が設定されている場合。 |
不正な値が指定されています。 | テキストファイルの仕訳に記述された[決算]が、「yes」「no」以外の場合に発生するエラーです。 |
数字以外の文字が含まれています。 | テキストファイルの仕訳で、[型]が数値の項目に数字以外の文字が見つかったときに発生するエラーです([明細情報]除く)。 たとえば、数値型の項目に英字が入力されているときは、このエラーになります。 |
必須項目に値が設定されていません。 | テキストファイルの仕訳に、入力されなければならない項目が見つからないときに発生するエラーです。 |
必須項目が設定されていません。 | テキストファイルの仕訳に記述された[取引タイプ]が「0」「2」「3」で、[勘定科目]または[税区分・税計算区分]が空欄のときに発生するエラーです。 |
明細の並びが不正です。 | 複合仕訳の明細行の並び方に誤りがあるときに発生するエラーです。 |
最終明細の並びが不正です。 | |
明細中の貸借バランスが異なっています。 | テキストファイルの仕訳または伝票に記述された、借方・貸方の[税込金額]の貸借バランスがおかしい(0でない)ときに発生するエラーです。 |
明細情報と取引タイプが矛盾しています。 | テキストファイルの仕訳に記述された[明細情報]が2~4なのに、[取引タイプ]が0のときに発生するエラーです。 |
1行に指定されている項目数が異なっています。 | テキストファイルの仕訳に指定されている項目数が正しくないときに発生するエラーです。 関連トピックA0115を参照してください。 |
範囲外の数値が指定されています。 | テキストファイルの仕訳に記述された[税込金額][消費税金額]に10桁以上の金額が入力されているときに発生するエラーです。 |
日付として変換できません。 | 「2017/02/31」など、日付として正しくない値が入力されているときや「01/01」など日付として正しい値が設定されていない場合に発生するエラーです。 日付として取り込めるのは、「2017/01/01」「20170101」「2017/1/1」などの値です。 |
勘定科目(不明勘定)は補助科目を指定できません。 | テキストファイルの仕訳に記述された[勘定科目]が「不明勘定」で、[補助科目]が設定されているときに発生するエラーです。 |
勘定科目(複合)は補助科目を指定できません。 | テキストファイルの仕訳に記述された[勘定科目]が「複合」で、[補助科目]が設定されているときに発生するエラーです。 |