給与明細・賞与明細の入力手順を、[給与明細書]ウィンドウを例に示します。
[賞与明細書]ウィンドウでも基本的に同様の手順となります。異なる点については、その都度補足しています。
メモ:編集中の内容は消えない
明細を入力中に、ツカエル経理を終了したり、他月・他回に切り替えても入力中の明細は保持され続けます。再度ウィンドウを開けば、続きから入力できます。
手順
1. | 給与を支給する年月を選択し、支給日を確認します。 |
メモ:[賞与明細書]ウィンドウの場合
賞与の支給回と支給日を指定します。支給日は自動表示されないので直接指定します。
2. | [出金元]で銀行口座か現金を選択します。 |
3. | 従業員ごとに明細項目を入力します。 |
メモ:明細項目について
勤怠・支給・控除項目は、新しく作成したり編集したりできます(詳細)。
メモ:明細一覧に表示されない従業員
入力中の支給年月([給与明細書]ウィンドウ)または支給回([賞与明細書]ウィンドウ)が、[給与支給開始]~[給与支給終了]([従業員設定]ウィンドウの[従業員修正]ダイアログの[給与・賞与]ページ)の範囲から外れているときは、その従業員は明細一覧には表示されません。
また、従業員の選択をする設定にした場合に、チェックを付けていない従業員も明細一覧には表示されません(詳細)。
4. | 健康保険の内訳を設定します(詳細)。 |
5. | 明細を確定します。コマンドバーの[処理]ボタンをクリックし、[確定]ボタンをクリックします。 |
6. | [確定]ダイアログが表示されます。各従業員の支給日と出金元の口座を指定し、[OK]ボタンをクリックします。 |
メモ:[支給日][出金元]が空白のとき
[支給日][出金元]が空白のときは、ダイアログ上部の[既定値]の値が使われます。
7. | 確定確認のダイアログが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。 |
8. | 登録完了を示す[取引確定済]にチェックが付きます。 |
メモ:確定後の制限
[取引確定済]にチェックが付いていると、支給年月と支給回以外の項目は修正できなくなります。
給料の一部を現金で支払ったときは、その金額を明細一覧の[現金支給金額]に入力します。[出金元]が「現金」以外のときは、通常の明細の取引とともに「現金支給金額」を示す取引が作成されます。「現金支給金額」の取引を削除したときは、明細書のウィンドウで明細を再度確定する必要があります。
支給日や出金元の口座が同じ従業員の明細はまとめて1件の取引として作成されますが、[確定]ダイアログで異なる支給日や出金元を指定した明細は、別の取引として作成されます。
この場合[取引一覧表]ウィンドウでは、同月の給与明細の取引が複数確認できます。