前年度の会計データがあるときは、その会計データを取り込み、当期の予算として設定することができます。
例として、前年度の会計データの実績金額を10%増で取り込む手順を示します。
メモ:予算が設定済みのとき
すでに予算を設定している状態で前年度の会計データを取り込むと、予算の設定が前年度の会計データで上書きされます。一部の科目の予算のみ前年度のものを利用したいときは、前年度の会計データを取り込んでから、その他の科目の予算を設定します。
手順
1. | ナビゲーションバーの分類[メニュー]から、[集計]→[予算管理オプション]→[予算設定]をクリックします。 |
2. | コマンドバーの設定ボタンをクリックし、[前年度データ取込]ボタンをクリックします。 |
[前年度データ取込]ダイアログが表示されます。
取り込もうとする前年度の会計データの会計期間が短縮されているときは、取り込むことはできません。
3. | [予算額の基準]で、「前年度実績額」を選択します。 |
4. | [前年度額に対する増減率]で増減率を入力し、[OK]ボタンをクリックします。 ここでは、10%増で取り込むので、「10」と入力しています。 |
[前年度データ取込]ダイアログが閉じ、[予算設定]ウィンドウに戻ります。
取り込んだ前期の実績金額が、当期の各月の予算金額として設定されていることを確認できます。
●[前年度データ取込]ダイアログで指定できる項目
項目 |
概要 |
[予算額の基準] |
前年度の予算金額、実績金額のどちらを取り込むのかを選択します。 |
[前年度額に対する増減率] |
取り込む金額の増減率を、「−999.99~999.99」の範囲で指定します。 |
[端数処理の単位] |
取り込む金額を切り捨てる単位を「一円未満」「千円未満」「万円未満」から選択します。 |
[OK]ボタン |
設定した条件で前年度の会計データを取り込みます。 |
[キャンセル]ボタン |
[前年度データ取込]ダイアログを閉じ、[予算設定]ウィンドウに戻ります。 |