部門管理オプションを導入すると、次の機能で、機能の内容やウィンドウのレイアウトが変わります。
ここでは、主に部門管理の導入による変更点について説明します。
●部門管理の導入によって変更が発生する機能
機能 |
概要 |
帳簿・伝票・各種設定 |
部門の登録・編集 |
部門を新しく登録したり、編集したりできます。 |
[部門設定]ウィンドウ |
残高の入力 |
部門ごとに各科目に残高を入力できます。 |
[科目残高入力]ウィンドウ |
貸借科目への部門の指定 |
取引を入力する際、貸方・借方科目ごとに部門を指定できます(「部門管理開始後の[仕訳日記帳]ウィンドウ」参照)。 |
各帳簿、各伝票、仕訳・伝票ライブラリ、仕訳ファインダ、自分方編集、振伝変換 |
部門の検索 |
貸方・借方科目ごとに、指定した部門が含まれる仕訳を検索できます。 |
各帳簿、各伝票 |
部門単位の集計 |
部門と期間を指定して仕訳を集計できます。 |
試算表4種、[消費税集計表]ウィンドウ |
部門の残高比較 |
複数の部門と期間を指定して残高の比較ができます。 |
[試算表(部門比較)]ウィンドウ |
異部門間での差額調整 |
試算表で部門を指定して集計する際、貸方・借方科目で部門が異なる仕訳があるときは、片方の部門の金額を、貸借対照表の科目「部門調整勘定」として調整します。 |
試算表4種 |
集計結果のエクスポート |
試算表の集計結果を、部門の情報も含めて書き出せます。 |
試算表4種、[消費税集計表]ウィンドウ |
部門の印刷 |
仕訳ごとに貸方・借方科目が発生した部門を印刷できます。試算表などでは、部門単位で集計した結果を印刷できます。 |
各帳簿、試算表4種、消費税に関する集計表2種 |
仕訳の書き出し |
部門の情報を保持したまま、仕訳のテキストデータとして書き出せます。 |
仕訳書出 |
仕訳の取り込み |
仕訳のテキストデータを、部門の情報と共に会計データファイルに取り込めます。部門の情報が記録されていない仕訳にも対応しています。 |
仕訳取込 |
部門のマッチング |
仕訳のテキストデータ内に、取り込み先の会計データファイルには存在しない部門の情報があるとき、どの部門が存在していないのかをチェックしたり、どの部門に割り当てて取り込むのかを指定できます。 |
[マッチングリスト(部門)]ウィンドウ、仕訳取込 |
次年度作成・更新 |
登録・修正した部門が、次年度の会計データに持ち越されたり、次年度更新時に反映されます。 |
次年度作成、次年度更新 |
部門を指定する欄が追加されるため、1仕訳が3行構成になります。
他の帳簿や伝票も同様の構成になります。