[キャッシュ・フロー計算書]ウィンドウの内容を確認、調整し、必要に応じて注記の入力を済ませたら、キャッシュ・フロー計算書を印刷します。
メモ:印刷される項目
キャッシュ・フロー計算書に印刷されるのは、ウィンドウに表示されているキャッシュ・フロー項目のみです。
注意:キャッシュ・フロー計算書が印刷できない場合
次の場合、キャッシュ・フロー計算書は印刷できません。
・仕訳に不明勘定が使用されている場合
・複合勘定に残高が生じている場合
・貸借バランスが正しくない場合
キャッシュ・フロー計算書の印刷は、[キャッシュ・フロー計算書]のコマンドバーにある印刷ボタンをクリックすると表示される[印刷]ダイアログからできます。
[キャッシュ・フロー計算書]ウィンドウを表示するには、ナビゲーションバーの分類[メニュー]から、[決算・申告]→[キャッシュ・フロー計算書]→[キャッシュ・フロー計算書]をクリックします。
印刷手順や印刷共通の条件については、「標準的な印刷方法について」を参照してください。
キャッシュ・フロー計算書は、A4用紙(縦)に印刷できます。
[キャッシュ・フロー計算書]ウィンドウの[詳細設定]ダイアログ固有の項目について解説します。なお、[キャッシュ・フロー計算書]ウィンドウの[印刷]ダイアログに固有の項目はありません。
●[キャッシュ・フロー計算書]ウィンドウの[詳細設定]ダイアログ
●[詳細設定]ダイアログのウィンドウ固有の項目(共通の項目はこちら)
分類 |
項目 |
機能 |
[オプション] |
[マイナス記号] |
マイナスの金額として印刷される記号を、「-」「△」「▲」から選択します。 |
[調整後の金額が0の項目を出力する] |
チェックを付けると、[調整後の金額]が0(ゼロ)の項目が印刷されます。 [ゼロ非表示]にチェックが付いている場合のみ表示されます。 |
|
[注記を出力する] |
チェックを付けると、注記が印刷されます。 |
|
[含決算仕訳を出力する] |
チェックを付けると、集計期間部分に「(含決算仕訳)」の文字列が印刷されます。 |
キャッシュ・フロー計算書下部の[検算(増減額 - Ⅴ)]の[調整後の金額]が0(ゼロ)でないキャッシュ・フロー計算書を印刷しようとすると、次のメッセージが表示されます。
ツカエル会計では、キャッシュ・フロー区分の「Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー」から「Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額」までの金額は、[キャッシュ・フロー集計設定]ウィンドウでの設定に基づいて試算表の金額を集計、表示しています。「Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額」は、集計されたこれらの金額を加減算して表示しています。
一方、「Ⅵ 現金及び現金同等物期首残高」と「Ⅶ 現金及び現金同等物期末残高」は、[キャッシュ・フロー集計設定]ウィンドウで[キャッシュ・フロー項目]に「現金及び現金同等物」を設定した科目の各期間の期首及び期末の残高(試算表の集計結果そのまま)を表示しています。
ⅠからⅤまでの金額とⅥ・Ⅶの金額は集計(表示)の方法が異なり、差額が発生することがあります(差額発生の理由は金額調整の必要性と同じです)。上記のメッセージは、この差額が発生しているということを示しています。
差額の有無は[キャッシュ・フロー計算書]ウィンドウ下部の[検算(増減額 - Ⅴ)]で確認できます。