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ライブラリを取り込む

ライブラリを取り込みます。

取り込み手順は、3つのライブラリ(仕訳、伝票、摘要)で共通です。

メモ:取り込めるCSVファイル

ツカエル会計で書き出した(エクスポートした)CSVファイルだけでなく、データフォーマットが合致したファイルは取り込めます。(詳細

ライブラリの取り込みについて

CSVファイルからライブラリを取り込む手順は、状況に応じて次の3パターンに分かれます。

以降では、順にそれぞれのパターンを解説します。

手順

1. データを取り込みたいライブラリを開きます。

メモ:取り込みたくないライブラリデータがあるとき

CSVファイル内に取り込みたくないライブラリデータがあるときは、行の先頭に半角で「#」を入力します。

2. コマンドバーにある印刷ボタンの▼をクリックし、[インポート]ボタンをクリックします。
3. 各ライブラリのインポートダイアログが表示されるので、[変更]ボタンをクリックして、取り込むファイルを指定します。
4. [インポート開始行](CSVファイルの何行目から取り込むか)を指定します。
5. [OK]ボタンをクリックします。

しばらく待つと取り込みが終了します。

6. 取り込まれたライブラリをウィンドウで確認します。

会計データファイルに登録されていない科目があるとき

取り込むCSVファイル(取り込み元ファイル)に会計データファイルに登録されていない科目があるときは、上記手順5で[OK]ボタンをクリックすると、[勘定科目マッチング設定]ダイアログが表示されます。

このダイアログでは、CSVファイルに含まれている科目を新しく登録するか、会計データファイルにすでに登録されている科目に変換するかを選ぶことができます。

新しい勘定科目を登録するとき

[方法]で「作成」を選択し、[追加先の区分]で[取り込み名称]の科目が属する科目区分を選択します。

勘定科目を変換するとき

[方法]で「選択」を選び、[勘定科目]で変換したい科目を選択します。

CSVファイルに会計データファイルに登録されていない補助科目があるときは、続けて[補助科目マッチング設定]ダイアログが表示されます。

[補助科目マッチング設定]ダイアログ

勘定科目のときと同様に[方法]では「作成」「選択」のどちらかを選び、「選択」を選んだときだけ「補助科目」で補助科目を選択します。

[勘定科目マッチング設定]ダイアログで登録した内容は、[マッチングリスト(科目)]ウィンドウ(詳細)で確認できます。

会計データファイルに登録されていない税区分があるとき

会計データファイルに登録されていない税区分があるときは、科目マッチングのダイアログに続けて、[税区分マッチング設定]ダイアログが表示されます(摘要ライブラリを除く)。

このダイアログでは、CSVファイルの税区分を会計データファイルにすでに登録されている税区分に変換できます。

[税区分マッチング設定]ダイアログ

[税区分マッチング設定]ダイアログで登録した内容は、[マッチングリスト(税区分)]ウィンドウ(詳細)で確認できます。

CSVファイルに不備があるとき

取り込むCSVファイルに不備があると、取り込みの手順5で[OK]ボタンをクリックするとエラーが表示され、デスクトップに「ライブラリ名+インポートエラーファイル」という名前のテキストファイルが作成されます。このエラーファイルには、エラーメッセージとどの行でエラーが発生したかが記載されているので、問題の解決に役立てることができます。

ライブラリの取り込みで発生する主なエラー

エラーメッセージ

エラー発生原因

「ファイルの行数が開始行未満のためインポートできません。」

ライブラリのインポートダイアログで指定する[インポート開始行]の値が、取り込み元ファイルの行数を超えるときに発生するエラーです。

「不正な文字が含まれています。」

「数字以外の文字が含まれています。」

取り込み元ファイルに、「各ライブラリのCSVファイルのデータフォーマット」の表の各項目で規定された[型]と異なる形式の値が入力されているときに発生するエラーです。たとえば、数値型の項目に英字が入力されているときは、このエラーになります。

「必須項目が設定されていません。」

取り込み元ファイルに、入力されなければならない項目(「各ライブラリのCSVファイルのデータフォーマット」の表の[項目]の項目名に下線が付いているもの)が入力されていないときに発生するエラーです。

「明細の並びが不正です。」

複合仕訳の明細行の並び方に誤りがあるときに発生するエラーです。詳細

「明細中の貸借バランスが異なっています。」

取り込み元ファイルに記述された、借方・貸方の[税込金額]の貸借バランスがおかしい(0でない)ときに発生するエラーです。

「1行に指定されている項目数が異なっています。」

取り込み元ファイルに指定されている項目数が正しくないときに発生するエラーです。

「範囲外の数値が指定されています。」

取り込み元ファイルに、規定された桁や文字数以上の値が見つかったときに発生するエラーです。たとえば、10桁以上の金額が入力されているときは、このエラーになります。

「小数点以下の桁数が多すぎます。」

小数点が入力不可の項目に、小数点を含む数値が入力された場合に発生するエラーです。

「登録できない事業区分が使用されています。日付・会計期間などを確認してください。」

取り込み元のファイルに、「第六種事業」の仕訳が使用され、平成27年4月よりも前の会計期間に取り込もうとした場合に発生するエラーです。

問題が解決しなかったときは、こちらよりお問い合わせください。