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(法人)決算書を印刷する前に

貸借対照表や損益計算書、製造原価報告書は「(法人)決算書項目の設定」に従って集計され決算書として作成されます。

メモ:[決算書作成]ダイアログで作成できる帳票

[決算書作成]ダイアログで作成できる帳票の中に、株主資本等変動計算書と個別注記表は含まれていません。株主資本等変動計算書は、[株主資本等変動計算書]ウィンドウ(詳細)で、個別注記表は[個別注記表]ウィンドウ(詳細)で作成できます。

[決算書作成]ダイアログでは、各帳票のタイトルや注記など、決算書に関する詳細な設定や印刷を行えます。また、変更した設定は[登録]ボタンをクリックすると保存されます。

[決算書作成]ダイアログを表示するには、ナビゲーションバーの分類[メニュー]から、[決算・申告]→[決算書]→[決算書作成]をクリックします。

[決算書作成]ダイアログ

全般の設定・各帳票の設定

項目

概要

[帳票]

「決算書」または決算項目ごとの前期比較が行える「前期比較決算書」のどちらかが選択できます。

[決算種類]

印刷する決算書の種類を「期末決算」「中間決算」から選択します。「決算書」の場合のみ、「月次決算」が選択できます。

ただし、「月次決算」を選択した場合、一部の注記を印刷できません。

[集計期間]

[印字用会計期間]

[決算種類]が「月次決算」の場合に、決算書を印刷する月度を選択します。複数の月の場合は、開始月から終了月までドラッグします。「期末決算」「中間決算」の場合は、[基本情報]ダイアログの[事業所]ページの[(申告書印字用)]の期間が表示されます。(詳細

[出力形式]

作成する決算書の形式を、「勘定式」「報告式」から選択します。

「勘定式」:左側に資産、右側に負債と純資産を記載する形式の貸借対照表を作成します。
「報告式」:上から順に、資産、負債、純資産を記載する形式の貸借対照表を作成します。

ただし[帳票]が「決算書」の場合のみ選択できます。

[出力対象]

印刷する決算書の帳票にチェックを付けます。帳票名をクリックすると、右側にその帳票で印刷可能な項目が表示され、印刷に関する詳細な設定が行えます。(詳細

[印刷]ボタン

[印刷]ダイアログを開き、現在の設定で決算書を印刷します。

[登録]ボタン

変更した決算書の設定を保存し[決算書作成]ダイアログを閉じます。

[キャンセル]ボタン

変更を保存せずに[決算書作成]ダイアログを閉じます。

各帳票(出力対象)ごとの設定

決算書の各帳票ごとに、タイトルや注記などの項目を、どのように印刷するのかを設定します。

[決算書作成]ダイアログの[出力対象]で各帳票を選択すると、その右側に選択した帳票固有の設定項目が表示されます。帳票名先頭にチェックを付けると、その帳票が印刷されます。

メモ:前期比較決算書を印刷する場合

設定で変更できるのは、「タイトル」のみとなります。

「構成比」「対売上比」「増加率」が±1000%を超える場合、印刷時には「***.**」と表記されます。(マイナス記号の表記は詳細設定に従います。)

 

[決算書作成]ダイアログ(出力対象:表紙)

表紙の設定項目

項目

概要

[タイトル]

決算書の表紙に記載するタイトルを、20文字以内で入力します。

[決算期を出力する]

チェックを付けると、決算書の表紙に決算期を印刷します。決算期は[基本情報]ダイアログで設定します。

[住所を出力する]

チェックを付けると、決算書の表紙に住所を印刷します。住所は[基本情報]ダイアログで設定します。

[電話番号を出力する]

チェックを付けると、決算書の表紙に電話番号を印刷します。電話番号は[基本情報]ダイアログで設定します。

 

[決算書作成]ダイアログ(出力対象:貸借対照表)

貸借対照表の設定項目

項目

概要

[タイトル]

貸借対照表に記載するタイトルを、20文字以内で入力します。

[脚注を出力する]

チェックを付けると、貸借対照表の脚注(脚注形式の注記)が印刷されます。脚注を印刷するには、チェックを付けると有効になる項目に必要事項を入力してください。

[有形固定資産の減価償却累計額]

[脚注を出力する]にチェックを付けると有効になります。当期の有形固定資産の減価償却費の累計額を入力します。

[受取手形割引高]

[脚注を出力する]にチェックを付けると有効になります。当期の受取手形の割引高を入力します。

[受取手形裏書譲渡高]

[脚注を出力する]にチェックを付けると有効になります。当期の受取手形の裏書譲渡高を入力します。その下の空白行には、貸借対照表の上記以外の脚注を入力します。脚注は35文字を1行として5行分入力できます。

 

[決算書作成]ダイアログ(出力対象:損益計算書)

損益計算書の設定項目

項目

概要

[タイトル]

損益計算書に記載するタイトルを、20文字以内で入力します。

[脚注を出力する]

チェックを付けると、損益計算書の脚注(脚注形式の注記)が印刷されます。脚注を印刷するには、チェックを付けると有効になる項目に必要事項を入力してください。

[一株当たりの当期純利益]

[脚注を出力する]にチェックを付けると有効になります。一株当たりの当期純利益を入力します。株数を入力すると自動で計算されます。自動計算された値は変更することもできます。ただし、株数を変更すると上書きされます。

[単位]

[脚注を出力する]にチェックを付けると有効になります。一株当たりの当期純利益の単位を「円」と「銭」から選択します。その下の空白行には、損益計算書の上記以外の脚注を入力します。脚注は35文字を1行として5行分入力できます。

[販売費及び一般管理費を別表出力する]

チェックを付けると、「販売費及び一般管理費」が別表で印刷されます。

[タイトル]

[販売費及び一般管理費を別表出力する]にチェックを付けると有効になります。「販売費及び一般管理費」の別表に記載するタイトルを20文字以内で入力します。

 

[決算書作成]ダイアログ(出力対象:製造原価報告書)

製造原価報告書は、[基本情報]ダイアログの[製造科目を使用する]にチェックが付いている場合に印刷できます。

製造原価報告書の設定項目

項目

概要

[タイトル]

製造原価報告書に記載するタイトルを、20文字以内で入力します。

[脚注を出力する]

チェックを付けると、製造原価報告書の脚注(脚注形式の注記)が印刷されます。下の空白行には、脚注を入力します。脚注は35文字を1行として5行分入力できます。

 

[決算書作成]ダイアログ(出力対象:裏表紙)

裏表紙の設定項目

項目

機能

[報告年月日]

報告年月日を入力します。空欄の場合は印刷されません。

[役員]

役員の情報を入力します。左の欄に役職名、右の欄に役員の氏名を入力します。片方のみ入力されている場合は印刷されません。

[監査情報を印字する]

チェックを外すと、[監査年月日][監査役]の情報は印刷されません。

[監査年月日]

監査を行った年月日を入力します。空欄の場合は印刷されません。

[監査役]

監査役の情報を入力します。左の欄に役職名、右の欄に役員の氏名を入力します。片方のみ入力されている場合は印刷されません。その下の空白行には、その他の脚注を入力します。脚注は35文字を1行として5行分入力できます。

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