電子帳簿保存法改正!
2022年に必要な対応とは
(2024年2月更新)
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紙などで保存する手間がなくなるほか、確定申告時の控除額が優遇されるメリットもある電子帳簿保存
2022年1月から、電子帳簿保存法の改正に伴い、大きく4つの変更があります
※1 ジョブカンDesktop 青色申告、ジョブカンDesktop 会計では65万円控除に対応した優良帳簿に対応
今回の改正では、電子帳簿保存を始めやすくするための緩和措置が多く取り入れられている一方で、
電子取引した電子データは、電子データのまま保存することが義務化されます
この場合の電子データとは、どういったものを指すのでしょうか
※追記
電子取引したデータの保存の義務化は2023年12月31日まで宥恕措置により延長になっておりましたが、
2024年1月1日より電子取引したデータ保存の完全な義務化がスタートしています。
これまで紙に出力して保存していたものでも、電子データで受け取ったものは電子データで保存することが義務化されます
もしも保存方法を誤ってしまうと、青色申告の承認取り消しもありえるため、
これまでの書類管理をしっかり見つめなおしましょう
※優良帳簿とは、あとから訂正削除の履歴が確認できる、取引内容が検索できるなどの条件を満たした帳簿のことです
ジョブカンDesktop 青色申告、ジョブカンDesktop 会計では、こちらのページの方法で設定することにより対応可能です
- ジョブカンDesktop、ツカエルオンラインの「電子帳簿保存法」に関する製品別対応表 2022年1月1日に改正された「電子帳簿保存法」について、弊社製品の対応表です。
令和3年度税制改正による電子帳簿等保存制度の見直しについては、国税庁ホームページもご覧ください
「〇」=対応 「―」=対象外
※対応は最新のバージョンでの対応となります。 「ジョブカンDesktop青色申告」「ジョブカンDesktop会計」はJIIMA認証を取得しております
※2 メール送付機能をご利用いただいた場合のみ電子取引の「送信」の要件に対応しております。
※3 「電子帳簿保存法」に対応した証憑(請求書や領収書など)を保存・管理するためのソリューションサービスです。
「ジョブカン電子帳簿保存」の詳細はこちらから
今後公布される法令等に従い、内容を変更する場合がありますので、ご了承ください。
各製品の対応内容の詳細は下記ページもご覧ください
・「電子帳簿保存法」「インボイス制度」対応内容について
・「電子帳簿保存法」「インボイス制度」製品別対応表
電子帳簿等保存法 改正のQ&A
今まで通り、すべて紙でデータを保管したいのですが
電子帳簿保存法の改正により、電子データで受け取った国税に関わる書類は
電子データでの保存が必須となり、紙での保存は認められません
これまで電子帳簿保存は青色申告で65万円控除をうけるための手段の一つでしたが、
控除を目的としない場合でも、電子データで受け取った国税にかかわる書類は、すべて電子データで保存する義務が生じます
これに対応しない場合、青色申告の許可が取り消される可能性もあるため、
お使いのパソコンなどで電子データを保存することをお勧めします
または、全ての取引がもともと紙ベースで行われている場合は、2022年1月現在では電子帳簿保存に対応する必要はありません
FAXで受け取った請求書等は、電子データとして保存しておく必要はありますか
FAXで受取、紙で出力している場合は、紙での保存が認められます
ただし、複合機などを利用して受け取ったFAXをPDFなどで電子データ化して保存している場合は、
電子取引とみなされるため電子保存が必要となります