C0357　 
事業主の個人的なお金で事業用の支払いを行った。

「その他入金」の取引を作成してから、「経費」の取引を作成します。

事業主個人が立て替えた金額を、いったん事業資金として入金したものとみなし、その後、そこから交際費を支払ったという取引を入力するという方法です。

この方法では取引を2回に分けて入力する手間が発生しますが、収支管理を正しく行うことができます。

手順

1. ナビゲーションバーの分類［導入］から、［経費その他の登録］ボタンをクリックします。
2. ［経費その他設定］ウィンドウが表示されるので［新規］ボタンをクリックします。
3. ［経費その他新規作成］ダイアログが表示されるので、以下の内容で「事業主借」を登録します。

4. ナビゲーションバーの分類［基本］から、［ダッシュボード（取引カレンダー）］ボタンをクリックします。
5. ［ダッシュボード］ウィンドウが表示されるので、［取引の入力］バーから［その他入金の入力］ボタンをクリックします。
6. ［その他入金新規作成］ダイアログが表示されるので、［経費その他］から「事業主借」、［入金先］から「現金」を選択します。
7. ［金額］に30,000円を、［日付］にゴルフに行った日を入力したら、［OK］ボタンをクリックして登録します。
   これで事業用の資金が30,000円増えたことになります。
8. 続いて、［ダッシュボード］ウィンドウの［取引の入力］バーから［経費の入力］ボタンをクリックします。
9. ［経費新規作成］ダイアログが表示されるので、［経費その他］から「交際費」を、［出金元］から「現金」を選択します。
10. ［日付］が手順7と同日であることを確認し［金額］に30,000円を入力したら、［OK］ボタンをクリックして登録します。

「事業主借」という資金を作成し、「経費」の取引を入力するときに［出金元］に指定します。

この方法は取引を1回入力するだけで済みますが、収支管理を正しく行えません。

「事業主借」という資金は、常に出金元として使用することになるため、［資金残高集計表］ウィンドウなどで確認できる「事業主借」の残高がマイナスで増えていくことになります。

なお、会計ソフトに仕訳データを取り込んでいる場合、資金残高は会計ソフトに影響しません。

手順

1. ナビゲーションバーの分類［導入］から、［資金の登録］ボタンをクリックします。
2. ［資金設定］ウィンドウが表示されるので、［新規］ボタンをクリックします。
3. ［資金新規作成］ダイアログが表示されるので、以下の内容で「事業主借」を資金として登録します。

4. ナビゲーションバーの分類［基本］から、［経費の入力］ボタンをクリックします。
5. ［経費新規作成］ダイアログが表示されるので［経費その他］から「交際費」を選択し、［出金元］から「事業主借」を選択します。
6. ［日付］を確認し［金額］に30,000円を入力したら、［OK］ボタンをクリックして登録します。