仕訳書き出し > C0333  経費の取引を複合仕訳として書き出したい。

C0333  
経費の取引を複合仕訳として書き出したい。

回答

[経費その他に関する設定]ダイアログの設定を変更すれば書き出せます。

詳細

通常、1件の取引は1行の単式仕訳として書き出されます。

複合仕訳として書き出したい場合は、書き出す前に以下の手順で設定します。

 

ここでは、初期設定で用意されている「税理士などの顧問料」の取引を、科目「報酬手当」「預り金」を指定した複合仕訳として書き出す設定を示します。

手順

  1. ナビゲーションバーの分類[データ]から、[仕訳の書き出し]ボタンをクリックします。
  2. [仕訳書出]ダイアログが表示されるので、[経費その他に関する設定]ボタンをクリックします。
  3. [取引名称]に表示されている、「税理士などの顧問料」の[タイプ]を「仕訳」から「伝票」に変更します。
  4. [タイプ]の右横に表示される[編]のボタンをクリックし、2行目の借方科目、貸方科目を入力します。
    ここでは、「預り金」を2行目に指定するので貸方科目に「預り金」と入力します。
  5. [OK]ボタンをクリックして設定を保存します。

参考

上記例の設定を行い、「税理士顧問料30,000円(源泉所得税3,063円)」の経費の取引を書き出すと、以下の複合仕訳になります。

借方 貸方
報酬手当

26,937


現金/預金科目 26,937
預り金 0

会計ソフトで仕訳を取り込んだ後に源泉所得税3,063円を「預り金」として設定する場合には、以下のように修正します。

借方 貸方
報酬手当

30,000

現金/預金科目 26,937
預り金 3,063
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