C0129
支払手形を入力したい。
回答
支払手形には対応していませんが、代わりの運用方法があります。
詳細
収支管理を正しく行うための運用方法と、会計ソフトでの仕訳取込をスムーズにするための運用方法があります。
目的にあわせて運用方法を選択してください。
以下の例をもとに、それぞれの方法の手順を説明します。
【例】
3月5日に10万円の仕入。4月30日に仕入代金10万円を手形で支払。
あらかじめ、[仕入新規作成]ダイアログから、3月5日に10万円の仕入を登録しておきます。
収支管理を正しく行うための運用方法
3月5日の仕入の取引に対応する、4月30日の支払取引を呼び出し、支払の日付を手形の期日に修正します。
手順
- ナビゲーションバーの分類[基本]から、[買掛金の支払管理]ボタンをクリックします。
- [買掛支払帳]ウィンドウが表示されるので、仕入先を選択します。
- [期間]で4月を選択し、支払の取引を表示します。
- 手形で支払った取引を選択し、[修正]ボタンをクリックします。
- [支払修正]ダイアログが表示されるので、支払の日付を4月30日から手形の期日に変更し、[口座]で手形代金が引き落とされる口座を選択します。
- [OK]ボタンをクリックすると、修正が反映されます。
メモ
取引内容を後からでも把握できるように、[摘要]に手形回収日や手形番号などを記載しておいてください。
[収支予定表]ウィンドウや[収支予測グラフ]ウィンドウでは、手形の期日に資金が減少します。
会計ソフトでの仕訳取込をスムーズにする方法
この運用方法は、手形を資金(現預金と同等)とみなし、支払手形を発行した時点で資金が減少したものと考えます。
支払手形の取引の入力に手間がかかりますが、書き出した仕訳を会計ソフトで修正する必要はありません。
手順
- [資金設定]ウィンドウで手形を資金として登録します。
ナビゲーションバーの分類[導入]から、[資金の登録]ボタンをクリックします。
- [資金設定]ウィンドウが表示されるので、コマンドバーの[新規]ボタンをクリックします。
- [資金新規作成]ダイアログが表示されるので、以下のように入力し、[OK]ボタンをクリックして登録します。
[金融機関名]:「支払手形」
[預金区分]:「その他」
- 支払の取引を表示するために、ナビゲーションバーの分類[基本]から、[買掛金の支払管理]ボタンをクリックします。
- [買掛支払帳]ウィンドウが表示されるので、[仕入先]を選択します。
- [期間]で4月を選択し、支払の取引を表示します。
- 手形で支払った取引を選択し、[修正]ボタンをクリックします。
- [支払修正]ダイアログが表示されるので、[口座]を預金口座から「支払手形」に修正します。
- [OK]ボタンをクリックすると、修正が反映されます。
- 預金口座を「支払手形」に振り替える取引を入力します。
ナビゲーションバーの分類[基本]から、[ダッシュボード(取引カレンダー)]ボタンをクリックします。
[ダッシュボード]ウィンドウが表示されるので[取引の入力]バーから、[口座間振替の入力]ボタンをクリックします。
- [口座間振替新規作成]ダイアログが表示されるので、[出金元]に預金口座、[入金先]に「支払手形」を選択します。
- [金額]に手形の金額を、[日付]に手形の期日を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
メモ
取引内容を後からでも把握できるように、[摘要]に手形回収日や手形番号などを記載しておいてください。
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