2台で同時に入力することはできませんが、バックアップファイルを使った代替方法があります。
どちらかのパソコンで取引を入力した会計データファイルのバックアップファイルを作成し、そのバックアップファイルをもう一方のパソコンで復元することで、同じ内容の会計データファイルに取引を入力することができます。
2台のパソコンを1人で使用する場合(会社と自宅など)は、取引の入力を始める前にパソコンの会計データファイルを最新の状態にしてから入力を開始します。
複数の人数で使用する場合は、一方のパソコンで取引を入力しているときに、もう一方のパソコンでも同じ会計データファイルで取引を入力すると双方の取引の入力内容が合わなくなってしまうので、入力のタイミングについて注意が必要となります。
複数台のパソコンで運用する場合は、運用する台数分、ライセンスの購入が必要です。
手順 | パソコンA | パソコンB |
---|---|---|
1 |
製品をインストールします。 | |
2 |
会計データファイルを作成して取引データを入力した後、バックアップファイルを作成します。 | |
3 |
(操作は中断します) |
2で作成したバックアップファイルを復元し、取引を追加入力した後、バックアップファイルを作成します。 |
4 |
3で作成したバックアップファイルを復元し、取引を追加入力した後、バックアップファイルを作成します。 | (操作は中断します) |
5 |
(操作は中断します) | 4で作成したバックアップファイルを復元し、取引を追加入力した後、バックアップファイルを作成します。 |
6 |
以降、4~5を繰り返して運用します。 |
具体的な操作については以下をご参照ください。
手順では、双方のパソコン間でのバックアップファイルをやり取りするためにメディア(USBメモリなど)を利用しています。
パソコンBで保存したバックアップファイルを読み込みます。
以降、「パソコンBでの操作(操作概要の3と5)」「パソコンAでの操作(操作概要の4)」を繰り返して運用します。
バックアップファイルを復元するときに「同名のファイルが存在しているため、ファイルを作成できません。」とメッセージが表示され復元できない場合は、ファイル名を変更する必要があります。
メッセージの[OK]ボタンをクリックすると、[復元後のデータファイル]ダイアログが表示されるので、ファイル名の後ろにバックアップファイルを復元する日付を入力するなど、ファイル名を変更して[保存]ボタンをクリックします。