A0001
会計期間を間違えて会計データファイルを作成しました。会計期間を変更する方法を教えてください。
回答
変更できる条件を満たしている場合は、[基本情報]ダイアログで変更できます。
詳細
[基本情報]ダイアログは、ナビゲーションバーの分類[導入]から、[事業所情報の登録]ボタンをクリックすると表示できます。
以下の条件を満たしている場合は、[基本情報]ダイアログの[変更]ボタンをクリックすると会計期間を変更できます。
会計期間を変更するための条件
- 仕訳を1件も登録していない。
- 2期分以上の年度データが存在しない。
- [試算表(前期比較)]ウィンドウで前期データを入力していない。
- [固定資産管理]ウィンドウで固定資産を登録していない。
- 仕訳履歴が存在しない。※1
- [予算設定]ウィンドウでデータを入力していない。※2
- [5期比較財務諸表]ウィンドウでデータを入力していない。※2
※1 「電子帳簿保存を使用する」にチェックを付けて会計データファイルを作成した場合に保存されます。
※2 オプション機能導入時に設定できるデータです。
メモ
下記理由の場合には、会計データファイルを作り直す必要があります。
- 新規作成した会計データファイルの期首日が平成27年4月1日以降で、平成27年4月よりも前の日付を含む会計期間に変更する場合
- 新規作成したデータファイルの期首日が平成27年3月31日以前で、不動産業または金融・保険業の方が期首日を平成27年4月1日以降に変更する場合
データファイルを作り直す方法は、関連トピック「A0006:会計データファイルをはじめから作り直す方法を教えてください。」を参照してください。
仕訳入力済みのデータの会計期間を変更する方法
すでに仕訳や固定資産などを登録している場合は会計期間を変更できませんが、登録済みのデータを削除することで会計期間を変更できます。
会計期間を変更する前に、上記条件を満たすよう、登録済みのデータを削除してください。
登録済みの仕訳は、「仕訳書出」「仕訳取込」の機能を利用して、会計期間変更後に取り込むことができます。
仕訳入力済みのデータの会計期間を変更する場合は、登録した仕訳をテキストファイルに書き出してから仕訳を削除し、会計期間変更後に仕訳テキストファイルを取り込みます。
注意
電子帳簿保存を使用している場合、仕訳を削除しても会計期間を変更できません(仕訳履歴が存在するため)。
この場合は、会計データファイルを作り直してください。
手順
- 入力済みの仕訳をテキストファイルに書き出します。
ナビゲーションバーの分類[データ]から、[仕訳の書き出し]ボタンをクリックします。
- [仕訳書出]ダイアログが表示されるので、[ファイルの場所]と[ファイル名]を控えておきます(これらの情報は、仕訳を取り込む際に必要となります)。
参考
[詳細設定]ダイアログであらかじめ現在開いているファイルに取り込むよう設定することもできます。
- [期間]で「月次」を選択し、すべての月をドラッグして選択します。
- [OK]ボタンをクリックすると、仕訳がテキストファイルに書き出されます。
- 「仕訳書出処理が正常に終了しました。」とメッセージが表示されるので[閉じる]ボタンをクリックします。
- 入力済みの仕訳を削除します。
ナビゲーションバーの分類[日常]から、[仕訳日記帳]ボタンをクリックします。
- [仕訳日記帳]ウィンドウが表示されるので、行の先頭にある行セレクタ(日付左横の四角い領域)をドラッグして、すべての仕訳を選択します。
- コマンドバーの[削除]ボタンをクリックします。
- 確認のダイアログが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。
- 会計期間を変更します。
ナビゲーションバーの分類[導入]から、[事業所情報の登録]ボタンをクリックします。
- [基本情報]ダイアログが表示されるので、[会計期間]の右横にある[変更]ボタンをクリックします。
- [会計期間変更]ダイアログが表示されるので、[会計年度]に正しい年度を入力して、[OK]ボタンをクリックします。
- 確認のダイアログが表示されるので、会計期間に間違いがないことを確認して、[はい]ボタンをクリックします。
- 次に表示されるダイアログで、[OK]ボタンをクリックすると会計期間が変更され、[基本情報]ダイアログに戻ります。
- [OK]ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
- 書き出した仕訳を取り込みます。
- ナビゲーションバーの分類[データ]から、[仕訳の取り込み]ボタンをクリックします。
- [仕訳取込]ダイアログが表示されるので、[変更]ボタンをクリックし、仕訳を書き出す際に控えておいたファイルを選択します。
- [OK]ボタンをクリックし、仕訳の取り込みを実行します。
メモ
書き出したテキストファイルの中に、新しい会計期間に含まれない日付の仕訳がある場合は、仕訳データを取り込む前に書き出したテキストファイルを開き、日付(年度)を修正する必要があります。
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