収支予測グラフは、入力された取引の実績金額(取引金額)、または[収支予定表]ウィンドウで入力された予測金額をもとに、指定日から最大180日間の収支の推移と日ごとの入出金額を、2種類のグラフで確認できるウィンドウです。
[収支予測グラフ]ウィンドウを表示するには、ナビゲーションバーの分類[メニュー]から、[集計]→[収支予測グラフ]をクリックします。
●[収支予測グラフ]ウィンドウ
●コマンドバー
ボタン |
概要 |
[収支予定表へ] |
クリックすると、集計期間が選択された状態で[収支予定表]ウィンドウが表示されます。集計後に使用できます。 |
[警告金額設定] |
クリックすると、[警告金額設定]ダイアログが表示されます。折れ線グラフ上に警告金額の線を引くことができます。 |
(印刷) |
クリックすると、[印刷]ダイアログが表示されます。 |
●集計設定
項目 |
概要 |
[集計間隔] |
集計期間を、「30日」「60日」「90日」「120日」「150日」「180日」から選択します。[集計期間]では、ここで選択した日数をもとに集計期間の終了日が自動計算されて表示されます。初期設定は「90日」です。 |
[集計期間] |
グラフのもととなる、実績金額または予測金額の集計期間の開始日を指定します。終了日には、開始日から[集計間隔]に応じた日付が自動的に設定されます。終了日は指定できません。 |
[集計]ボタン |
[集計期間]で指定した期間内で、実績金額または予測金額を日ごとに集計します。 |
●グラフ
項目 |
概要 |
||||||
(グラフ領域) |
グラフ領域には、上部に折れ線グラフ、下部に縦棒グラフが配置されています。 縦軸は「実績金額」または「予測金額」を、横軸は月度と日付を示しています。この2つのグラフの数値は、実績金額、または予測金額が日ごとに集計された金額になります。
上の領域のグラフです。 収支金額を折れ線グラフで示し、主に収支の推移を見るために利用します。折れ線グラフの領域には0円を表す線が引かれ、この線より上の領域は正の金額を、下の領域は負の金額を示します。 縦軸の最大/最小金額は、集計期間の中でもっとも大きく/小さくなった金額が設定されます。
下の領域のグラフです。 日ごとの入出金額を縦棒グラフで示しており、主に日ごとに入出金額がいくらであったのかを見たり、他の日の入出金額と比較するために利用します。縦棒グラフの領域の中央に配置された0円を表す線をはさんで、上に日ごとの入金額を、下に日ごとの出金額を示す縦棒が描かれます。 縦軸の最大金額には、入金・出金ごとに、集計期間の中でもっとも大きい金額が設定されます。 |
●詳細情報
項目 |
概要 |
[詳細を表示する] |
チェックを付けると、指定した集計期間で発生したすべての取引の一覧が表示されます。取引は日付の昇順で並びます。初期設定では、チェックは外れています。 同日に複数の業務区分の取引があるときは、「出金の区分(経費、支払など)」→「入金の区分(回収、その他入金など)」の順に並びます。先頭行には、指定した集計期間の前日の繰越残高が表示されます。 |
[日付] |
取引が発生した日付が、「年/月/日」の形式で表示されます。 曜日により文字の色が変わります(平日は黒、土曜は青、日曜・祝日は赤)。 |
[業務区分] |
取引の業務区分(「支払」「経費」「その他出金」「回収」「その他入金」)が表示されます。また、[収支予定表]ウィンドウで[残高調整額]を入力しているときは、その金額が「資金残高調整」として表示されます。 なお、「売上」「仕入」の取引は、実際に金銭のやり取りが発生する「回収」「支払」が集計の対象となるため、表示されません。 |
(旗のアイコン) |
実績金額を示す取引の場合に、旗のアイコンが表示されます。何も表示されない場合は、予測金額の取引であることを示しています。 |
[取引内容] |
取引の内容が表示されます。この内容は、[取引一覧表]ウィンドウの[取引内容]の内容と同じです。 |
[入金] |
入金があった取引の場合は、ここに取引金額が黒字で表示されます。[通帳等で確認済]にチェックが付いていない取引の金額(予定金額)は、太い青字になります。 |
[出金] |
出金があった取引の場合は、ここに取引金額が黒字で表示されます。[通帳等で確認済]にチェックが付いていない取引の金額(予定金額)は、太い青字になります。 |
[残高] |
その取引が発生した時点の残高を示します。 同日に複数の取引がある場合、取引は「出金→入金」の順に並ぶために資金が一時的にマイナスになる場合がありますが、その日の最終取引の残高は正しいものになります。 |
[収支予測グラフ]ウィンドウのグラフのもとになる金額は、現在[収支予定表]ウィンドウに表示されている金額になります。つまり、旗のアイコンが表示されているときは実績金額が、表示されていないときは予測金額がグラフのもとになる金額になります。