集計した給与・賞与明細は、全銀ファイルとして書き出せます。書き出した全銀ファイルは「給与・賞与の振込依頼データ」として、インターネットバンキングで利用可能です。
メモ:全銀ファイル
全銀ファイルとは、全国銀行協会(全銀協)が規定する「全銀データフォーマット」に準じたテキストファイルのことです。
全銀ファイルを書き出すには、次の条件が整っている必要があります。
・ | [出金元]の口座が書き出し対象になっていること |
書き出し対象にするには、[資金設定]ウィンドウの[IB連携]ページの[全銀ファイルへの書出対象にする]にチェックを付けます。
・ | 明細の従業員の口座が書き出し対象になっていること |
書き出し対象にするには、[従業員設定]ウィンドウの[IB連携]ページの[全銀ファイルへの書出対象にする]にチェックを付けます。
次に、書き出す手順を示します。
手順
1. | [給与・賞与振込一覧表]ウィンドウで、書き出し対象の明細を集計します。 |
メモ:年をまたぐ支給日は指定できない
[支給日]の開始年と終了年が異なる場合は、書き出せません。同じ年で指定し直して再集計してください。
2. | コマンドバーの[全銀書出]ボタンをクリックします。 |
3. | [全銀ファイル書出]ダイアログが表示されます。[書出対象の従業員]で「すべて」か「選択」を選び、[集計]ボタンをクリックします。 |
メモ:「選択」で目的の従業員が表示されないとき
目的の従業員の口座が書き出し対象になっていません。[従業員設定]ウィンドウで、従業員の設定を見直してください。
4. | 書き出し対象の従業員の明細が表示されます。[OK]ボタンをクリックします。 |
メモ:目的の明細が表示されないとき
目的の従業員の口座が書き出し対象になっていません。[従業員設定]ウィンドウで、従業員の設定を見直してください。
メモ:書き出したくない明細があるとき
明細の[書出対象]のチェックを外すと、その明細は書き出されません。
5. | 表示されるダイアログで、書き出し先のフォルダやファイル名を確認し、[OK]ボタンをクリックします。 |
メモ:書き出し先の変更
書き出し先のフォルダやファイル名の変更は、[変更]ボタンをクリックすると表示されるダイアログでできます。
6. | 書き出しが終了したことを示すダイアログが表示されます。いずれかのボタンをクリックすると、書き出しは完了です。 |
●[全銀ファイル書出]ダイアログの項目(手順6)
ボタン |
概要 |
[ファイルを開く] |
クリックすると、書き出した仕訳テキストファイルが開きます。 書き出したファイルが開くアプリケーションは、Windowsの設定で、拡張子「.txt」に割り当てられているものになります。 Windowsの初期設定では、標準で付属するメモ帳に割り当てられています。 |
[フォルダを開く] |
クリックすると、書き出し先のフォルダが開きます。 |
[閉じる] |
クリックすると、ダイアログが閉じます。 |