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指定した期間で予測金額を一括して入力する

家賃や借入返済など、予測金額からのズレが少ない取引の場合は、予測金額を一括して入力する方法が便利です。[予測設定]ダイアログを利用すると、次の3つの方法で予測金額を一括入力できます。

「各月に共通金額を設定する」
「各月に合計金額を按分する」
「前年の値を取り込む」

手順

1. 予測金額を設定したい行を選択してから、コマンドバーの設定ボタンをクリックし、[予測設定]ボタンをクリックします。
2. [予測設定]ダイアログが表示されるので、予測金額の設定方法を選択し、各項目を入力します(項目の詳細はこちら)。

[予測設定]ダイアログ(「各月に共通金額を設定する」選択時)

[予測設定]ダイアログ(「前年の値を取り込む」選択時)

3. [OK]ボタンをクリックすると、設定どおりに予測金額が入力されます。

[予測設定]ダイアログの共通項目

項目

概要

[設定]

予測金額の設定方法を、「各月に共通金額を設定する」「各月に合計金額を按分する」「前年の値を取り込む」から選択します。選択した値により、その下に表示される項目が変わります。

[OK]ボタン

クリックすると、ダイアログに設定した内容で予測金額を一括入力します。

[キャンセル]ボタン

クリックすると、設定の変更を破棄してダイアログを閉じます。

[予測設定]ダイアログの項目([設定]が「各月に共通~」「各月に合計~」のとき)

項目

概要

[開始年月]

[収支予定表]ウィンドウの[期間]で設定した期間の開始月が表示されます。

[業務区分]

[予測設定]ボタンのクリック時に選択されていたマスの業務区分が表示されます。

[取引]

[予測設定]ボタンのクリック時に選択されていたマスの得意先・仕入先・経費のいずれかが表示されます。

[共通金額]

「各月に共通金額を設定する」選択時のみ表示されます。月ごとに設定したい予測金額を、11桁(負は10桁)までで入力します。

[合計金額]

「各月に合計金額を按分する」選択時のみ表示されます。按分のもととなる予測金額を、11桁(負は10桁)までで入力します。

[サイクル]

予測金額を設定する月の単位を「毎月」「隔月」から選択します。

たとえば、[開始月]が平成27年10月で「隔月」を選択したときは、10月、12月、翌年2月…と設定されていきます。

[終了条件]

予測金額を設定する回数(月数)、または終了月を指定します。

回数(月数)を設定するときは「回数」を選択し、右隣に1~99を入力します。

終了月を設定するときは「年月」を選択し、右隣のカレンダーで[開始年月]~平成99年12月の間の年月を指定します。

[予測設定]ダイアログの項目([設定]が「前年の値を取り込む」のとき)

項目

概要

[期間]

[収支予定表]ウィンドウの[期間]で設定した期間が表示されます。

(設定対象)

予測金額を設定する業務区分にチェックを付けます。チェックを外すと、設定対象外となり文字の色が灰色になります。

[業務区分]

取り込み対象となる業務区分が表示されます。この項目は変更できません。

[種類]

取り込み対象となる金額の種類を「実績」「予測」から選択します。

[値]

取り込む際に、前年同月の予実金額を増減して予測金額を設定したいときに、増減分の金額または比率を入力します。[単位]と組み合わせて設定します。

たとえば、前年同月の実績金額が10万円のとき、[種類]で「実績」、[値]で「10000」、[単位]で「円」、[増減]で[増加]を選択すると、11万円が予測金額として設定されます。[値]で「10」、[単位]で「%」を選択したときも11万円が予測金額として設定されます。

[単位]

取り込む際の単位を「円」「%」から選択します。

「円」を選択したときは前年同月を基準として、[値]の金額を増減した結果を予測金額として設定します。「%」を選択したときは前年同月を基準(0%)として、[値]の比率分の金額を増減した結果を予測金額として設定します。

[増減]

取り込む際に、前年同月の金額に[値][単位]で指定した金額を足すのか引くのかを「増加」「減少」から選択します。

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