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常用科目の使い方

常用科目は、各種帳簿の勘定科目を選択する一覧から利用できます(常用科目の設定については「常用科目の設定」を参照)。一覧の先頭行に《常用科目》という分類が作成され、その下に常用科目が表示されます。

常用科目が表示されるパターンは帳簿の項目構成によって異なり、次の2つがあります。

1) 借方科目と貸方科目を選択するパターン

貸方科目を選択する一覧には借方科目の常用科目が表示され、借方科目を選択する一覧には貸方科目の常用科目が表示されます。[仕訳日記帳]ウィンドウや[振替伝票]ウィンドウなどが該当します。

2) 相手方科目のみを選択するパターン

勘定科目を選択する一覧に、貸借両方の常用科目が表示されます。表示される常用科目は貸借で分類されます。このときの分類名は、《常用科目(収入金額)》《常用科目(支出金額)》など、帳簿によって変わります(カッコ内には、帳簿固有の項目名が入ります)。[現金出納帳]ウィンドウや[売掛帳]ウィンドウ、[総勘定元帳]ウィンドウなどが該当します。

メモ:帳簿で異なる常用科目

勘定科目を選択する一覧に表示される常用科目は、帳簿既定の勘定科目のものになります。初期設定では、たとえば[現金出納帳]ウィンドウは「現金」、[売掛帳]ウィンドウは「売掛金」です。帳簿既定の勘定科目は、[帳簿設定]ダイアログで確認できます(「帳簿の作成と設定」参照)。

[入金伝票]ウィンドウや[出金伝票]ウィンドウもこのパターンになりますが、常用科目が貸借で分類されずに表示される点が異なります。

メモ:[入金伝票][出金伝票]ウィンドウの常用科目

[入金伝票][出金伝票]ウィンドウの[相手科目]の一覧に表示される常用科目は、[伝票設定]ダイアログ(「入・出金伝票で使う勘定科目の変更」参照)で設定されている勘定科目(初期設定では「現金」)のものになります。

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