[常用科目設定]ウィンドウには、「自動学習機能」が用意されています。自動学習機能とは、入力された仕訳の貸借科目の組み合わせを、常用科目として自動的に設定する機能のことです。
たとえば、[仕訳日記帳]ウィンドウで、借方科目が「短期貸付金」で貸方科目が「現金」の仕訳を入力すると、借方科目「短期貸付金」の常用科目として「現金」が自動的に設定されます。同時に、貸方科目「現金」の常用科目として「短期貸付金」も自動的に設定されます(対象の勘定科目に、20件の常用科目があるときは設定されません)。
自動学習機能の有効/無効の設定は、コマンドバーの設定ボタンをクリックし、[自動学習]ボタンをクリックすると表示される[自動学習]ダイアログで行えます。初期設定は有効(チェックが付いた状態)になっています。
自動学習機能は、貸借科目が指定された仕訳の入力を確定したときに実行されます。ただし、次の場合は自動学習の対象外になります。
・ | 自動学習機能が無効のとき |
・ | 自動学習対象の勘定科目に設定上限件数(20件)の常用科目が設定されているとき |
・ | 仕訳に「不明勘定」「複合」の勘定科目が指定されているとき |
・ | [振替伝票]ウィンドウで複合仕訳(借方1科目に対し貸方2科目の場合など)を入力したとき |