ツカエル会計では、固定資産の減価償却費に関する仕訳を作成できます。
注意:作成できない減価償却費の仕訳
[固定資産設定]ダイアログで[減価償却費の自動計算及び仕訳作成の対象とする]にチェックを付けていない場合の一括償却資産の仕訳は、手入力する必要があります。また、資産の売却や除却に関する仕訳も手入力してください。
減価償却費の仕訳は次の方法で作成します。
手順
1. | ナビゲーションバーの分類[メニュー]から、[決算・申告]→[固定資産]→[固定資産管理]をクリックします。 |
2. | [固定資産管理]ウィンドウが表示されるので、コマンドバーの[仕訳作成]ボタンをクリックします。 |
メモ:以下の場合に仕訳作成ができません
・「科目」を設定していない資産が1つでもある場合
「科目」を設定してから[仕訳作成]ボタンをクリックしてください。
・[仕訳設定]ダイアログ(詳細)で未設定の科目がある場合
3. | [仕訳作成]ダイアログが表示されるので、仕訳を作成する期間を設定します。 |
4. | [作成]ボタンをクリックします。 |
ダイアログが閉じ、仕訳が登録された振替伝票が表示されます。
登録した伝票は、減価償却仕訳として扱われます。
メモ:同じ対象期間に固定資産の減価償却仕訳が存在していた場合
メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックして仕訳を再登録します。
●[仕訳設定]ダイアログの項目
項目 |
概要 |
[作成期間] |
減価償却仕訳を作成する期間を「月次」か「年間」から選択します。年間の場合は決算仕訳として、月次の場合は月末の仕訳として作成します。 |
(作成月) |
[作成期間]で「月次」を選択した場合は、作成する減価償却仕訳の月度を選択します。 |
[事業専用割合]が「100%」ではない固定資産は、事業専用割合に応じて減価償却費と事業主貸の仕訳を作成します。
たとえば、事業専用割合が80%の場合は、次の仕訳が作成されます。
●事業専用割合80%の仕訳例
借方 |
貸方 |
||
減価償却費 |
当期償却費合計の80%(経費算入額) |
建物 |
当期償却費合計の80%(経費算入額) |
事業主貸 |
当期償却費合計の20% |
建物 |
当期償却費合計の20% |